なんで自分だけ?断酒・・・お酒がやめられないから「アルコール依存」なのでは?
カテゴリー:お酒やめられない
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アルコール依存の孤独
不調な時に、「なんで自分だけ?」と考えがちなのは、何もアルコール依存に限ったことではないと思います。
今不幸なのは、自分「だけ」だ、というのは極端な考え方。
確かに極端ではありますが、今の苦痛は自分のもので、「まったく同じ苦痛を味わっている人はいない」と考えたら、「だけ」というのもあながち間違ってはいません。
渇望➡️飲酒➡️(一旦)満ちる 個人内作業
「なんで自分だけ?」はアルコール依存の飲酒の場合、より「個」に根付いたものであるので、注意が必要であると考えています。
あなたが日常の中で、強い飲酒欲求を感じた時に、周囲はというと・・・
当然ながらノンアルコール、例えばお茶を飲んでいます。

依存の自分が「強い感情」に負けて(隠れて)お酒を飲んでしまっても、(脳/体内では大きな変化、ぐるぐる)それで周囲が(世界が)変わるわけではありません。
何も変わりません。
周囲はお茶を飲んでいたら・・・社会は、私の脳/体内のことなどお構いなしなんだな・・・
そうなると「自分だけ」と考えてしまってもある意味で、仕方がないのではないでしょうか?
自分の求めた快感が、望んだ通りに訪れた時の感情は、例えば「空しさ」などが挙げられると思います。
・・・たかがお酒、、されどお酒・・・
あるいは依存は「繋がり」だ、なんて軽々しく口に出す人が憎くなる?
・・・孤独を感じる方がおられて自然であると私は思います。
(あるいは)アルコール依存の「まずい」・・・をどうするか?お酒がやめられないから、アルコール依存なのでは?
酒好き、であるとか、酒豪ではなく、「お酒が無いと〇〇できない=依存傾向」まで進行すると、そのことについては、「まずい」という自覚はあるのではないかと思います。
(最後の最後まで病を認めず、「楽しくお酒が飲めている」という幻想を抱き続ける。それがアルコール依存症・・・そうであるとは、(あくまで私は)思っていません)
まずいと思って、しかしお酒のことについて、今からどうしようとすることができない。
断酒が必要、と言われても、お酒がやめられないのがアルコール依存なのでは?
例えばそう考えてしまったりすることもあると思います。
何故なら、理屈ではない飲酒欲求が、今ココにある方もおられるからです。
「なんで自分だけ?」を、自分だけで抱えない
なんで自分だけ?
あなたの、その苦痛。
言い辛いことは百も千も承知で、「言わなければ誰もわかりません。」
平気と言ったら、平気を信じるのが信用で、「問題」を起こしたら、「問題ばかりに注目がいって」そして信用は失いがちです。

例えば、それが何か「汚点」として残ってしまって、そこからアルコール依存、アルコール問題が「汚点中心」に検討されていく様子が、ハッキリ私は嫌いです。
過去のやったことがチャラになることはありません。
内容によっては、一生をかけて償わなければならないものかもしれません。
しかしそれと「依存」は分けて考えなければ、前へ進みません。
今からこれからのことを検討しましょう。
過去が気になる「今」が存在するのであれば、しっかり過去を整理しましょう。
そうすれば自ずと(おのずと)、「アルコール依存であるから、お酒がやめられないのだ」という、未来の視点のない、ただの「説明文」(循環論)は、発想そのものが消え去ると思います。
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ふたついカウンセリングは回復のみを目的とするものではありません。
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