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公開日:2020年5月16日
最終更新日:2020年6月15日

依存症が「新たなアイデンティティ」になることへの抵抗

患者/家族の「語り」を中心にして、問題を「解釈」したものが診断

依存症が「新たなアイデンティティ」になることへの抵抗

考えようによっては「アルコール依存症」という診断名には、各種支援制度が使えるという点以外、それほど意味がありません。

なぜなら、依存症の診断は、内臓にある腫瘍のように、新たに「発見」するようなものではないからです。

言うなれば、診断は、患者/家族の体験の「語り」を中心に、特別な用語体系や分類法に基づく「疾患」という専門的な問題として「解釈」しただけです。

依存症の診断というのは、そういうものです。

「疾患」のリアリティー>個人の「病い」のリアリティー?

当然、依存症を治療しようとする態度が間違っているではありません。

「疾患」として捉え、向き合い、苦痛な症状を少しでも和らげようとする試みは重要なことです。

しかしながら、医学的言説にばかりこだわった結果、肝心な「個人の持つ病いのリアリティー」がないがしろにされるようでは、それもまた問題です。

いつの間にか「不調を感じていた自分」が「→疾患を持つ患者(利用者)」になり、「疾患」が自分にとっての(望まない)新たなアイデンティティになる。

そのようなことは、その気配を感じるだけで、たまらなく「嫌だ」という気持ちが湧くものではないでしょうか?

「あなたにとって」アルコール依存症とはどのような病ですか?

あなたにとってアルコール依存症とはどのような病ですか?

「病い」としての「生きられた物語」

もし、あなたが自分の抱える様々な悩みや苦しみ、痛みといった豊かな意味が「疾患」として再編成され、自分の問題を「自分のもの」として考えられなくなっている。

そのようなことであるとしたら、まずは『個人の「病い」のリアリティー』を取り戻すことから始めてみて下さい。

「疾患(disease)」として語られる「医学的物語」と「病い(illness) 」としての「生きられた物語」との間には、確かに違いがあるはずです。

何を患(わずら)っているか?(suffering)について考えたら、もう単なる精神疾患としてでは語り切れない側面があることと思います。

「個人」のことというのは、そういうものです。そこは「みんな、大体一緒でしょ?」ではいけない部分です。

その問いに、今一度「好き勝手な」回答をしてみて下さい。

その回答が、「理路整然としたもの」から離れれば離れるほど「医学的物語」から離れた「あなたの物語」になるはずです。

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この記事の著者

二井 大作
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