飲酒問題・アルコール依存でお悩みなら、ふたついカウンセリングにご相談下さい。 飲酒問題、アルコール依存を抱える方のためのカウンセリングを行います。ご家族の方も是非ご利用下さい。 心理面では、うつ、摂食障害などお酒以外で気になることなら何でもお話し下さい。 現在、アルコールに関係する問題があることで停滞感を感じている方も、心理カウンセラーと一緒に今ココから変化させていきましょう。 日本全国どこでも対応。通話料無料で、安心の適正価格。断酒、禁酒、減酒など幅広く承ります。
公開日:2019年10月13日
最終更新日:2020年4月27日

アルコール依存の飲酒は「自分の身体(脳内・体内)」を使った実験的な行為

(摂食障害も、非常に近いものがあると思っています。)

「お酒や食べ物などの物質を用いて、身体やこころの反応を見ている。」

自分の内側で起きることについて、ある意味では「興味を持って」観察している状態なのであるということです。

アルコール依存の飲酒は「自分の身体(脳内・体内)」を使った実験的な行為

先行調査では、依存症患者からは「気が緩んだ」という内容のフィードバックが、確かに多いです。

しかしこれもまた、調査を批判的にみるのであれば、「そう言わせている空気」の存在が調査に多少なり影響を与えていると私は考えます。

実験思考の、その「内側」への興味を「外側」へ向けることができたら、私はとても大きな『納得感』が得られると確信していて、何故ならそれはアイデンティティの(再)確立に他ならないからです。

アルコール依存における実験的思考の概要図

物質依存における実験的思考の概要図

また(もう)飲めるのではないか?を、実験的な思考で考えた時の構図です。

「同じ条件下で実験を行なえば、同じ結果が得られる」というのが実験の原則ですが、

つまりは「また飲めるのではないか?」という仮説が立つには、何かしらの「変化」があったと見るべきです。(同じ結果について、望むところだ!という自暴自棄の飲酒についてはまた別で記事にします。)

自分の置かれている状況が変わった、体調が変わった、新たに「工夫できること」を見つけたなど、次の飲酒に関して多少なり(あるいは微かでも)「希望」がそこにはあります。

ということです。

それは「気が緩んだ」とは対極にあって、自分の内側のことについて非常に「繊細」に感じ取ろうとしている状態であると言えます。

こころや身体の変化が、そのまま実験の結果であり、あるいはとても「神経質」になって気を張った瞬間であるとも言えると思います。お酒によって、少しでも状況が良くならないかと期待をしているのです。

課題は「体内・脳内」ではなく外にある

これらの身体の中での実験に関して、自分勝手だと糾弾することは簡単ですが、少しでも「自分勝手ができる」のも自分の身体の中のことであるからこそ、とも考えられます。

他者が関係しない時間というのは、こころが偏った(かたよった)時には、ある意味でとても救われた時間に感じるものです。

しかし、物質と自分との実験的な駆け引きで満足できるようには人間はできていません。社会的動物とも言われています。「絶対に」人間関係や、その先の社会人としての自分のことが問題・課題となります。

その難題からまた「身体の中での実験」へ逃れてしまうのであれば、問題は物質でもなんでもなくて、その「難題」に関してではないでしょうか?

動物的というより、きっともっと人間的なことこそが真のテーマだと言えると思います。

アルコール依存について、もう一度、真っ新(まっさら)な状態で考える

もう一度、真っ新(まっさら)な状態で考える

身体の内側でのことは「サイン」として見逃さずに受け止めながら、今一度「自分の問題」って何なのだ?と本気考えたなら、おそらく未だ何一つ明確ではないことに気付かれるか、もう既に気付いているのではないかと想像します。

(行動は「断酒」「禁酒」なのかと思いきや、それは状態であって行動ではありません。)

お酒で失敗したからって、なんで真っ新(まっさら)な状態から考えなければならないのだ!という考え方もできるでしょうが、私はまた考え方が違って、

くらいに考えてよいとすら思います。

そういう体質であった、なっても仕方のない環境であったと「結論」を導き出すのではなくて、どんな状況下でも何が「問題」なのかをまず抽出して、検討していく必要があると思っています。自分の人生のことだからです。

アイデンティティの(再)確立

未だ、何も明らかではないと申しましたが、その中で何か「何か思い当たる節(フシ)」くらいはあるかもしれません。そういったことからでも、大真面目に考えることに私は意義があると思います。

物質によって「自分」全体がコントロール不全になることはアイデンティティの危機以外の何物でもありません。

しかし、今体内・脳内に留めている思考を外(人、社会)も含めた全体で検討すれば、他人のことではなく自分のことなのですから、きっと納得のいく形が見つかります。

そしてまた、きっとその時点で「アルコール依存のこと」は「大きく」変化していると思います。

この記事のキーワード

ふたついカウンセリングとは?

じっと辛さに耐えておられる方、また家族の方、是非ご相談下さい。

どのような内容のことでも、親身にお伺いします。

ニックネームでも『問い合わせ・予約』が可能です。

メールで問い合わせる

この記事の著者

二井 大作
二井 大作
記事一覧

著者一覧