アルコール依存(症)の、圧倒的な「悪い感覚」を乗りこなす
カテゴリー:飲酒問題・アルコール依存
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アルコール依存(症)の、圧倒的な「悪い感覚」と「悪い予感」
依存(症)は、圧倒的な身体感覚を伴う

お酒のことがうまくいっていない時、その時のからだの中に「悪い感覚」はありませんか?
そして、その「悪い感覚」をしっかりと感じようとすると、なんだか「圧倒」されてしまうような、
そんな「悪い予感」がしませんか?
そして、もしその身体感覚があるというのであれば、それと共に恐怖や恥、罪悪感といった強い感情も湧き上がることと思います。
この身体感覚を伴う強い感情、すなわち「情動」は、人間の「理性」を容易に圧倒します。
「悪い感覚」は乗りこなせる
「情動」の意味を感じ取る

強い感覚を感じている最中は、人間的というよりは、より「動物的」で、もしかしたらそのような理性のうまく働かない自分に、すっかり自信を失ってしまっているかもしれません。
しかし、安心して下さい。その「情動」も、ゆっくりしっかりと感じていけば「乗りこなす」ことができます。
なぜなら、「情動」もいわば自分が作り出したものであるからです。
もちろん、私はこのことを軽々しく言っているわけではありません。
あるいは相当根深いものかもしれませんし、
(もっと言いますと、それらもよく思い出せないかもしれません。)
しかし、それを踏まえて尚、なんとかなると思っています。
これは「我慢できる」ですとか、「その内慣れる」という話ではなくて、もっと本質的な話です。
そして最終的に知的にも整理されることで「全体像」が見えれば、きっと現在とは感じ方がまったく異なることと思います。
(それを私は「乗りこなす」と呼んでいます。)
圧倒的な「悪い感覚」その他「嫌な緊張」「不快な内臓感覚」「急な落ち込み」etc…
それらを「乗りこなした」後には、きっと心の奥底からホッとした気持ちになることと思います。
好きに生きていい(自分の傷の痛みを、栄養に変える)
お酒で持ち崩したからといって、「控えめに生きなければならない」なんてことは無い

かつての傷の感覚は、自分がこれから「頑張れる理由」すなわち「栄養」になることと思います。
今は損(大損!)にしか思えない感覚の様子が、向き合っていくことで少しずつ変わっていきます。
なんだか、お酒で持ち崩したらもう一生「控えめ」で生きなければならないようなムードがありませんか?
そんなこと、決してないですからね。
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