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公開日:2020年10月16日

理想と現状とのギャップを知るために、理想を描こう【アルコール依存症/問題】

マイナスをゼロにしようとする取り組み※代表:(現在の)医療モデル

アルコール問題を考える時、

その問題のマイナス(ー)をゼロ(ZERO)しようとする思考だけでは、なんだか難しいなあと思うことがしばしばあります。

マイナス➡ゼロの取り組みは、例えば依存症の治療モデルがそうです。

マイナスをゼロにしようとする取り組み※代表:(現在の)医療モデルを表す図

そのような場合、「問題」とされるのは、「不安」であり「身体感覚」です。

それを取り去ってやる(マイナス➡ゼロ)のが、精神科の治療であり、例えば投薬治療です。

この時は、とにかく「現状把握」が大切になります。

「現状」と同じレベルで大切なのが「理想」※そしてその間のギャップにはなかなか気付けない

「現状」と同じレベルで大切なのが「理想」※そしてその間のギャップにはなかなか気付けない

しかしながら、アルコール問題の場合(本当に本人の立場に立ったならば)

「現状」(及び現実)と同じくらい高いレベルで「理想」が大切なのではないかと思います。

(あなたの周りでは、「理想」への言及はありますか?)

おそらくですが多くのアルコール問題を抱える方が、マイナスがゼロになった生活が私の「理想の生活」である!なんて思わないし、言わないんじゃないかと思っています。

実は、この理想と現状のコトについて、

わかっていないのは「現状」よりも「理想」なんじゃないか?

とすら考えられると私は思っていて、

そこについて専門家の支援があるどころか「絵空事言ってないで現実見よう」みたいな関わりがあったりするものですから、ますますややこしくなっているように感じられます。

ギャップというのは、2つ、両方わからないことには気付くことができません。

その理想と現状(現実)のギャップにうまく気付けないことで・・・例えばお酒でも飲みたくなる程日常で精神的に「溜まってしまう/参ってしまう」なんてこともあるのではないかと思うのです。

医療機関の考える「難しさ」と、当事者の抱える「難しさ」は異なる

自分の(精神的な)不調は、ある程度は自分でわかる(理由:今正に、感じているから)

「現状」(=問題とされる部分)について、

実は、当事者とすれば、ある程度わかり易いのだと思います。

あるいは、毎日のように感覚として感じているというのであれば、「誰よりもよく知っている」ともいえます。

ここで医療機関が口にする「難しい」が意味するところは、「現状を(私たちに)正直に話してくれない」(否認する)という難しさであったりします。

つまりこの難しさは、本人の感じるものではありません。

本人からすれば「言うか言わないかのコト」で、それ以上でも以下でもありません。

理想は、(なかなか描けない)超個人的なコト

ただ一方で、「理想」はとなると、これは「描けるか否か?(整理されているか?)」のコトで、これは徹底的に個人(本人)のコトです。

理想は、言わないのではなくて、「よくわからない」のではないでしょうか。

問題(アルコールによる症状など)だけ切り取って観察したところで、自分の(漠然と)感じる「課題」にタッチできていないと感じる時。

その時は、どうしたって焦ってしまうものです。

そこで、

問題(例えばアルコールのコト)だけに、まずは集中しよう。

と言われたところで、余計に焦ってしまうのは、仕方のないことじゃないかなと思います。

例えば、この場面では他者との認識が、(アルコール)「問題意識」か、生活(あるいはこれからの人生)の「課題意識」かで食い違ってしまっているからです。

現実的な検討は、思い切り可能性を拡げてから(理想を描いてから)

マイナスから一転してプラス(+)にしていく(そのために理想を描く)

理想を思い描いている様子

アルコールのことの問題解決と、アルコールというよりは広く生活の課題解決のコト。

ではどちらが大切なのだと言われれば、どちらも大切なのだと思います。

理想と現状のコトもどちらもで、なんなら「生活」のコトを考えるのであれば、それに関係しないコトを探す方が難しいかもしれません。

それらすべてが大切なのだと思います。

ちょっとお酒でしんどい時であっても、マイナス(ー)をゼロ(ZERO)にする努力だけに一生懸命になる必要はなくて、是非、色々なこと考えてみて下さい。

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この記事の著者

二井 大作
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