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公開日:2021年5月1日
最終更新日:2021年7月13日

「アルコール問題」と聞いて、いわゆる「昔ながらの慢性的な依存症者(ステレオタイプ)」を思い浮かべてしまうと、そこにちょっとズレが生じてしまうかもしれません。

アルコール問題を抱えている方の多くは、仕事を維持しています。家事をこなしています。むしろ、「デキる人」が多いくらいです。

何故ならば、アルコールによる失敗を「成果」で埋め合わせようと努力をするからです。

もちろん、「アルコール問題があること」/「社会で成果を上げること」は、別の話ではあります。

しかし、そんな「的確な指摘」をされても、おそらくイヤな気分になるだけでしょう。

一人一人、生活があります。

アルコールの問題は、進行すれば命に関わることではありながら、とは言え「だから今すぐ生活を一変させよ!」と言われても、きっと多少なり「ちょっと待ってくれよ」と言いたくもなるのではないでしょうか?

まずは一息ついて、自分で考えたいですよね。

デキる人「高機能アルコール依存症者(High-Functioning Alcoholic)」

少し飲酒に問題があっても、ちゃんと仕事はできている

デキる人「高機能アルコール依存症者(High-Functioning Alcoholic)」

ちなみに、このデキるアルコール問題当事者は「高機能アルコール依存症者(High-Functioning Alcoholic)」と呼ばれています。

調査の結果、アメリカの問題飲酒当事者の50パーセントは、この高機能依存症である可能性があるそうです。

日本ではそれ程大規模な調査は行われていません。

しかし、ちょっとダメな飲み方をしても、それでも「ちゃんと仕事はできているからOK」とする風潮があることに関しては、アメリカとさほど変わらないのではないかと思います。

あるいは、少し体調が悪いからといって、それで仕事の手を止めるわけにはいかないと考える方がいることについて、そこに日本もアメリカもあまり関係がなさそうです。

専門家の中には、依存が疑われた場合、断酒を強く勧める方も

調査によると、節酒はうまくいかないらしい

専門家の中には、依存が疑われた場合、断酒を強く勧める方も

さて、調査結果はともかく、ご関心があるのはアルコールのことがありながらも、ご自分の生活のこととどう折り合いをつけていくか?ということではないでしょうか。

専門家の中には、とかく「断酒しかない」とおっしゃる方がおられます。

この意見は、理屈としては、単に乱暴というわけでもありません。

例えば、ある調査によると依存症の診断が下った患者の中で、節度ある飲酒に戻ることができたのは全体の2%程です。この調査は1,000人規模の調査でしたから、500人に1人しか「節酒」に成功していません。しかもこの調査期間は2年でした。

一度依存してからは、節酒を試みるだけ「無駄である」ということでしょう。

しかし、果たして自分は依存症なのだろうか?(疑問がある)

疑問があり、こころが揺れている

しかし、果たして自分は依存症なのだろうか?(疑問がある)

しかしながら、「はて、自分のアルコールには問題があるのか?もしかしたら、これは依存なのか?」と考えている時。

その時に、依存症患者は「節酒」ができないという「調査結果」が、どれ程の意味を持つでしょう?

まず、間違いなく「自分の場合は、どうなのだ?」と考えるかと思います。

ただし、こうした疑問を持つことは、問題認めようとしない態度(否認)として、受け入れられないことがほとんどです。

その否認の態度も含めて、お酒のことに関する「心理教育」が必要であるとみなされます。

ここで、多くの方が「困惑」されます。これは、当然でしょう。

なぜならば、最初に抱いた自分の疑問(思い)考慮されていないいからです。また何より、そこに自分(たち)の「生活の話」が「不在」であるからです。

個人の思いと一般論との間には食い違いがあります。まるで、オーダーメイドの一点モノを欲しているのに、既製品ばかりを紹介されているかのようです。

一息ついて、じっくり考える(結局、他人は責任を取れないのだから)

無駄な検討なんて、一つもない

一息ついて、じっくり考える(結局、他人は責任を取れないのだから)

確かに、ある人にとって節酒は、結果的には「無駄な抵抗」になるのかもしれません。

しかし、少なからず、自分の中に自然に湧いた疑問に関する「無駄な検討」なんて、一つもありはしないでしょう。

ですから、いわゆる「一般論」「一般的知識」の収集は程ほどに、ご自身との対話を深めてみて下さい。

また、その検討は、お酒以外のことになるかもしれません。

それも、「自分の体調よりも」大切にきたものがあるわけですから、自然なことでしょう。

何かと「するべき」「かくありなん」みたいな風になってしまうのがアルコールのことですけれど、一息ついて、生活のことも含めてじっくりとお考えになってみて下さい。

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この記事の著者

二井 大作
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