【断酒】あなたみたいな人(酒害者)いっぱい知ってる・・・ 現状、主題が「アルコール依存」
カテゴリー:カウンセリング
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あなたみたいな人(アルコール依存の人)いっぱいいる(いっぱい知ってる)

あなたみたいな人(依存者)いっぱいいる。(知ってる)
そのような発言を受けて、
「良かった、自分のような気持ちの人はいっぱいいるんだ(^^)/」
そう解釈をして、安心をする。
飲酒問題・アルコール依存で、そういったことは多くあると覆います。

しかし、
・・・いつでも、皆が皆、そう思うかといえば、そんなことはありません。
その誰かからの指摘に対して、受容的な態度が取れないことも、しばしばあると思います。
「その時の周囲の反応」は、
この人は「人の話を聞かない」であるとか、「傲慢」であるとか、ほおっておくと酒害者はいつだってネガティブな立場に追いやられてしまうのが実際ではないでしょうか?
ですから、の「当たり前の思考」として、別の思考になることもあります。
あなたに何がわかるの?という「当たり前の思考」

「アルコール依存症」という病名でカテゴライズされるのは、対象をアルコールにして嗜癖行動を繰り返しているのだから、病の「承認/否認」の壁こそあれど、受け入れることが不可能な課題ではありません。
しかし、依存を抱えた際に表出する問題・課題というのは、若者言葉で「カブる」ことは絶対にありません。
そこをないがしろにして、「依存には皆同じ対処」がされればよいという考え方はどうしたって無理が生じます。
ひとつとして同じアルコール問題がないのですから、似たようなケース(と他人が勝手に判断した)を持ち出してどうしようという発想そのものが間違いなのかもしれません。
あまつさえ、そのケースですら「完治」ではないのですから。
アルコール依存症、予備軍と呼ばれる人達を含めると400万人強
400万人以上・・・
その中で診察を受け病名がつくのであれば、診察を受けた医療機関は「カブる」かもしれません。メインで飲んでいたビールの銘柄も「カブる」かもしれませんし、肝臓のγ-GTPの数値も似たり寄ったりかもしれません。
ただ「同じ」ではないということ。
「同じではない」というのが、非常に大切なところだと私は考えます。
誰かから見れば、自分はよくいる人に見えるかもしれません。しかし、「本人は自分を意識」しています。
自分の感じている苦しみは、他の誰とも同じではないのです。
・・・それが深い「孤独」の要因のひとつではないでしょうか?
あなたみたいなアルコール依存者(酒害者)は、「当たり前に」一人もいない

自分のアルコール依存は、自分のアルコール問題は「自分のもの」で自分で解決しなければならない。
・・・何か耳障りの良いスローガンのように聞いてしまえば、それまでかもしれません。
しかし、少し気持ちを入れて意味を解読しようとしたら、それは大きな覚悟にも繋がるものではないでしょうか?
やる気は病に吸われるし、過去の事実は消えないし、こうする時間も歳は食っていく(周りと差がついていく)し、日によって気分がまったく違うから明日の自分すら予測できないし・・・
でも、やるしかない。「自分のもの」なのですから。
例えば「やるって何を?」という方は、それがスタートラインなのかもしれません。
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