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公開日:2019年9月15日
最終更新日:2019年12月24日

アルコール依存患者がお酒を買えない日がくる?

福祉大国オーストラリアで、現在「社会保障制度」の改革が進められているのですが、『薬物依存症患者のアルコール類の販売』が規制される可能性が出てきました。

社会保障を受給する薬物依存患者に「現金」ではなく「用途制限付きデビットカード」を給付する案があがっております。

可決されれば、

アルコール依存患者がお酒を買えない日がくる?

この法案については、現在議論の真っ最中です。

あるいは、「納税者が払った税金で酒を買うなんて言語道断だ!」と考える方もおられると思いますし、「そもそも依存症患者なんだから、飲ませない方が本人のためでしょ!という考え方もできますよね。

その上で私は、この法案は患者から「尊厳」を根こそぎ奪うことにはならないか?と危惧しております。

もっと言うと、人を殺しかねない制度のようにも思えます。

社会福祉・社会保障の在り方などは、世界一の少子高齢化大国である日本が無視できるはずもなく、キャッシュレス化も間違いなく進んでおりますから(つまりは制限も可能となります)他国のこと、他人事と思わずに、このような制度について考えてみます。

そもそも何故、お酒を飲むのかということ(飲みたいから)

お酒の飲み方が少し気になってきたという方から、お酒を片時も手放せなくなった方まですべての方に共通することは、お酒に「メリット」を感じているということです。

美味しいであっても、不快感が取り除かれるでもメリットです。つまりは「飲みたい」のです。

制度による「(本人)お酒を飲みたい、けれど、飲ませない」何が悪いの?

「(本人)飲みたい、けれど、飲ませない」

それを例えば家族が行なうのと、制度によって行なわれるのとではまったく様子が異なります。

愛を感じられないといった論調で語れなくもないですが、前者はイチ家庭内の取り決めだったり工夫だったりするのに対して、後者は制度による「権利の剥奪」です。

患者になったつもりで、想像してみて下さい。

レジで前に並ぶ人は何本もお酒を購入することができていて、「自分はカードが切れなくて」お酒を元あった場所に戻すことになった、その場面を。

そして切れないとわかっていながら、もしかしたら、と思って並んでしまった自分の気持ちを。

その時に感じる無念さは、きっと飲みたかったお酒が飲めないことに対してではなくて、世の中から完全に特殊視されてしまったことに対してではないかと私は思います。

「(本人)」お酒を飲みたい、けれど、飲まない」「(本人)お酒は要らない。当然、飲まない」

「あなたは購入することができないと決まっています。」まるで「罰」のようですが、依存症は「罪」ではなくて誰でもなり得る「病気」です。

買わない方がよい理由に心当たりがあるのでしたら、必要なのは買えないという「罰」ではなくて投薬治療であり心理療法です。

そもそも「(自分が)もうお酒は要らない」となるような毎日を目標とするのであったら、一人の人間の病とその苦悩という観点から、「買えない事実」の提示は、最悪だとすら思います。

ある患者にとっては「これは依存症でもがき苦しんでいる人たち(あなたたち)のためなのだ。」という政府からの説明を受けることが、この世に「格差」が存在することを思い起こさせる最も決定的な瞬間かもしれません。

アルコール問題 「個人」を認めて飛躍的に加速させる

それでも「そのカード欲しい」と思う家族の方は大勢おられると思います。

あるいは、「シアナマイドの代わりになる」とも考えられるかもしれません。

現在のご自身の状況を鑑みて、私の発言が生ぬるいと感じたり、あるいはまったく同感だね!という方はどうでしょうおられるかどうか。

アルコール問題 「個人」を認めて飛躍的に加速させる

私はこう思う。

それら全部が、「今のご自身」の(生活)課題に影響されてのことであると思います。制度がなんだいっても、飲酒問題・アルコール依存に関しては人それぞれです。

学びは、ほどほどに、感じたままを思い切り吐き出してみて下さい。吐き出す先が私なら、その場をしっかりとカウンセリングとして価値のあるものにします。

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この記事の著者

二井 大作
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