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公開日:2020年4月18日

愛されて育ったはずなのに、飲酒が止まらないのはなぜか~幼少期にした決断の影響~

愛されて育ったはずなのに、飲酒が止まらないのはなぜか

愛されて育ったはずなのに、飲酒が止まらない~幼少期のことについて整理する~

アルコール依存のことは、「アダルトチルドレン」という概念をテーマに語られることが多くあります。

しかしながら、依存当事者の中には「トラウマ」と聞いても、ピンとこないという方もまた実際におられるのも事実です。

このことは、当事者を多いに困惑させます。

この記事では、今一度簡単に「アダルトチルドレン」をおさらいした後、フォーカスをそのまま「家族(親)」に当て、愛されて育ったを踏まえた上で「幼児期の頃」の影響についてまとめます。

生き辛さは些細なことで生まれ、そして一度生まれたらなかなか消えないものです、

大事なことは幼児期の決定は、大人の思考で整理するということです。

(現在)アダルトチルドレンとは「機能不全家族」で育った大人のこと

アダルトチルドレンという概念

元々アダルトチルドレンという概念は、1970年代のアメリカのアルコール依存症の治療現場から生まれたものです。その頃から「アルコール依存症の親のもとで育って成人した大人(Adult Children of Alcoholics(ACOA))」と呼ばれ始めました。

1980年代からは、そのアダルトチルドレンの概念が、「何らかの「トラウマ」をもたらす家族「機能不全家族」に埋め込まれた子ども」にも一般化されるようになります。(「虐待」の連鎖が、特に注目をされました。)

1990年代に入ると、日本でも広義のアダルトチルドレンの概念が体系化されました。そしてカウンセリングの臨床現場でもその頃から「幼少期の体験」に着目したセッションが行われるようになってきています。

アダルトチルドレン傾向の特徴

アダルトチルドレンの特徴として、日本における第一人者の一人である緒方明は「self-esteem(自己評価・自尊心)の低さ」「孤独感」「支配することや承認されることへの欲求の強さ」などを挙げています。

機能不全にはピンとこないけれど、アダルトチルドレン傾向はあるような気がするのはなぜか?

機能不全にはピンとこないけれど、アダルトチルドレン傾向はあるような気がするのはなぜなのか?

ここまでで悩ましいのが「機能不全」という言葉ではないでしょうか?

明確な「虐待行為」がない限り、機能不全と感じるかどうかは、当事者の主観です。

そのようなことは、大いにあると思います。一般的にはこれらの傾向が過剰になると、依存傾向も強まると言われています。

・・・

では、一体なぜそのような生き辛さを感じるような傾向を身に付けるようになったのでしょう?

親の(意図しない)メッセージに影響を受けている(空気を読んだ子ども)

親の(意図しない)メッセージに影響を受けている(空気を読んだ子ども)スポンジのよう

一つの可能性として、

そこには親からの「攻撃」を受けたというよりも、「良(よ)かれと思って送ったメッセージや態度」を感じ取った。それらが関係していることが挙げられます。

幼少期(2~6歳頃)に、我々はそれこそ生き延びるために」様々なことを吸収します。

その時期に、親の態度から早く〇〇しなさい!といったメッセージを感じたなら、素早く動かなくてはいけないと考えます。間違えてはいけない!と感じたら、これもいつも少し緊張しながら、ミスのないようにします。

また、自己愛の強い親からもっと私を喜ばせてくれというメッセージを感じ取ったならば、子どもは自分の本来の気持ちを抑えつけることを習慣化させるでしょう。

これらは、より「本能的」に行った行動です。幼児期のこととはいえ、だからこそ根深いのです。

当然ながら、親が子に実際的な危害を加えていないにせよ、親の影響というのは、子にとって非常に大きなものです。

過去の「傷」ではなく、印象的であった「言葉」や「場面」からも考えることができる

アダルトチルドレンのような「生き辛さ」を考える時

幼児期のこの決断のことは、そのまま「幼児決断」と呼ばれます。

現在感じる生き辛さは、もしかしたら、

そのようなことかもしれません。

アダルトチルドレンに見られる、トラウマによる傷というのでなくても、今でも何かしらのメッセージに捉われている可能性があります。

これらはエリック・バーンの交流分析の考え方です。TEG記事←エゴグラム記事リンク

決して、珍しいことではありません。むしろ、親(あるいはそれに近い人)の影響のない人なんていないわけですから、繰り返しになりますが、その影響が自分の思考や行動に多少なり影響しているのは当然です。

問題は、その思考/行動が、現在の生き辛さに繋がっているかどうか、ということです。もし繋がりを感じるのであれば、今から思考/行動を再構築していくことが、生き辛さの解消へ繋がります。

幼児期の決定を、大人の思考で整理する(組み替える)

幼児期の決定を、大人の思考で整理する

「アダルトチルドレンのような生き辛さ」を考える時には、生々しい傷のことだけを考える必要はありません。

これは幼少期(2~6歳頃)のことに限定するのではなく、「親の影響があるかもしれない、そうご自身が考えること(また、言葉/場面)」というのには、とても価値があります。意味があるから、どこか頭で「ひっかかって」いるのです。

それらを当時、どう解釈していたのか、現在の思考力感受性でもって整理してみる。それだけでも心理的な変化があると思います。心理が変われば行動も変わります。当然ながら、お酒のこともです。

私は、幼児期のことについて「分析」はできかねますが、ご自身での思考をより深いものにできるようお手伝いはできます。

興味がございましたら、まずはお問い合せ下さい。内容はどのようなことでも構いません。

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この記事の著者

二井 大作
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